一杯のコーヒーで、ひと時の落ち着きを
2013年8月27日
道内で5人しか持っていないコーヒーの資格「アメリカスペシャルティコーヒー協会・カッピングジャッジ/Qグレーダー」や、「日本スペシャルティコーヒー協会会員・SCAJコーヒーマイスター」など、他にも様々な資格を持つ【J SPEC Coffee】の矢野一夫さん(36)
◆なぜコーヒーの道へ?
コーヒーは苦くて美味しくもなく、ただ眠気覚ましに飲むものだと思っていました。実は元々コーヒーはそんなに好きではなかったんです。 31歳の時に、自分が務めている会社でコーヒー豆の販売や卸しなどの営業をやる事に成り、そこから勉強を始めました。
◆好きではなかったのに、なぜコーヒーの資格を?
基本的な知識を学ぶ中で、コーヒーに興味がなかった自分が「売り上げを伸ばすために、自分だったらどんな人からコーヒー豆を買いたいと思うか?」と、お客様の立場で考えたときに弁護士や医者と同じ様に、ライセンスを取ろうと考えました。
◆コーヒーの魅力とは?
それぞれの生活を過ごす中で、一息つきたい時のリラックスアイテムとして、落ち着きを取り戻せるのがコーヒーの魅力だと思います。
◆今後の目標は何ですか?
これからは技術的な部分を向上させるため、ラテアートなどの大会に出場します。また、コーヒーを教える機会も増やして行きたいと考えており、例えば皆さんの自宅にあるコーヒーメーカーをちょとしたコツで、もっと美味しくする事が出来るんです。そんななコーヒーに関する知識を、皆さんに伝えて広げて行きたいです。
そしてもう一つ、大学でコーヒーに関する講義をやってみたいとも思っています。
◆最後に
沢山の種類がある中から、自分に合ったコーヒーを見つけて欲しいと思います。その時に、コーヒーに関する疑問が浮かんだら何でも気軽に聞いてほしいです。
(聞き手/盛合将矢)
矢野さんは【J SPEC Coffee】のスタッフですが、天狗山の麓にあるスープカレー&カフェcelan(ケラン)に出向という形でサポート業務を行っており、ケランの一員として働いております。
天狗山の大自然に囲まれながら、いつもとはちょっと違うコーヒーの魅力を感じてみませんか?
J SPEC Coffee
小樽天狗山カレー&カフェcelan