何でもやってみよう!
2013年8月30日
花園にあるBar【FITS+】と夜8時から営業する蕎麦屋【素場屋】そして2013年8月稲穂にオープンした美容室【CLUTCH】の異業種3店舗の代表を務める古澤 貴成さん(28)[写真右]は決して自分を経営者と言わず、自己紹介をする際には「Bar FITS+をやっています」と多くを語らない。
「周りから3店舗もやって凄いねって言われるけど、自分じゃ全然凄いことをやっているつもりが無いんです。ただ気の合う仲間と一緒にやりたいと共感できることをやっているだけで、気がついたら3つのお店を出していました。」
お店で働く仲間に対して古澤さんは「次のステップに繋がる土台として、自分を使ってもらいたい」との想いを持っている。
仕事を進める上で、大切にしているのが【やりたい事があったら何でもやってみよう】というチャレンジ精神と【仲良くやろう】という姿勢だ。
「自分一人では何も出来ない。やってくれているのは仲間達。自分は前に出過ぎる事なく、それぞれの仲間にファンが一人でも多く増えていってくれたら嬉しいです」と、代表と従業員という上下関係ではなく”仲間”という言葉で話してくれた。
今後の抱負として「みんなで楽しみながら良い事をして行きたい。そして結果的に、みんなが豊かな生活を送れたら良いと思っています。」と語り、最後に「髪を切らなくても、蕎麦を食べなくても、飲まなくても良いので、それぞれのお店に是非一度遊びに来て下さい。」と話してくれた。
(聞き手/盛合将矢)
古澤さんにカメラを向けると絶対に真面目な顔で写って貰えず、インタビューの最中も冗談を交えながら答え、理由を聞くと「照れくさいんです」と笑いながら話してくれました。
飲み屋と蕎麦屋と美容室、異なる3つのお店の代表を務めながらも、決して偉そうにする事無く立ち振る舞う姿。
「好きなことを仲間と一緒に仕事にしている」言葉にすれば憧れますが、人前には決して出さない代表としての苦労を乗り越えた先に出る、照れと笑顔なのだとしたら。とっても魅力的な人なんだなと、改めて感じさせて頂きました。