田中酒造×アイヌ民族博物館
2015年10月7日
田中酒造が今年の5月から、アイヌ民族博物館側に打診したのがきっかけで生まれたアイヌのお酒「カムイトノト」
「カムイ」はアイヌ語で神、「トノト」は酒を意味しており、アイヌ民族にとっては「神に贈る最も神聖なもの」とされています。
アイヌ民族博物館が進める情報受発信型の連携事業「ルイカプロジェクト」のひとつとして、博物館監修のもとコラボレーション。
アイヌ民族に伝わるアルコール度数の低いどぶろくをイメージしながら、伝統製法によるトノトづくりが始まりました。
そうして生まれたアイヌ伝統の酒「カムイトノト」
原料にヒエを使うのは田中酒造でも初めての試み。試作当初は酸味が強くアルコール度数も高かったのですが、
ヒエの発酵を抑えることで、甘酸っぱく飲みやすい仕上がりになっています。
そしてこのコラボレーションをきっかけに、甘酒も販売中!
その名も!「ピヤパの甘酒」
カムイトノトの時にも使用した「ヒエ」と麹を使ったこの甘酒は
ノンアルコールで、お年寄りからお子様までみなさんにお楽しみいただけます!
小樽が誇る酒蔵 田中酒造
北海道が誇る アイヌ民族の守ってきた伝統
ぜひ、秋の夜長に「カムイトノト」「ピヤパの甘酒」いかがでしょうか。