自分の道は、歩いてはじめて道になる
2013年1月9日
平成25年1月13日(日)に開催される小樽市成人式に向け1月9日(水)、小樽市教育委員会と成人式実行委員会による予行練習が小樽市民会館で行われた。
式典前に上映する同委員会が作成した「恩師からのビデオメッセージ」は、新成人を受け持っていた担任19人がそれぞれ御祝のメッセージを伝える内容となっている。各担任から新成人へ向けた心のこもった熱いメッセージがスクリーンから流れ、同委員会のメンバーは正しく上映されるか、見づらくないか、何度も確認を行っていた
「成人式はつまらないと聞いていた、ただ集まるだけの式じゃないものにしたい」と、自らが参加する成人式の実行委員長を務める峰尾光人さん(潮見台中出身)、今回のテーマを【夢、未来、明日、、、一歩】にしたという。「成人式という大事な節目となる時に“友達と集まって楽しかった”で終わらせるのではなく、改めて先の事を考え一歩を踏み出す原動力になるような式にしたい」と想いを語っていた。
同委員会の新野ほなみさん(菁園中出身:写真左)と川崎佳奈さん(長橋中出身:写真右)は「生まれてから20年、長かったようであっという間だった。気づけばもう成人になり、大人の一員として社会に出る。とても新鮮な気持ちです」「今までは周りの環境や親などに流されながら選択してきたけれど、これからは自分で進んでいかなければならない。子供から大人になる、とても大事な節目」とそれぞれ、実行委員として準備をしながらも自らが歩む成人式という大事な節目に対し、感慨深く話していた。
今年の成人式では同委員会のアイディアとして、抽選会を行い当選者は「夢」を語るなどの内容が組み込まれた。自分たちが参加する成人式をより貴重な機会にする為、早速大人の一員として自分で行動を起して自分で決めた委員会のメンバー。
果たして参加する新成人はどう反応するか。小樽での成人式は1月13日(日)小樽市民会館で午後1時30分から開場となり、これからの未来を担う新成人が集まる。(盛合将矢)