落語で全国行脚!~林家とんでん平6,000kmの落語旅
2016年7月2日
小樽出身の落語家『林家とんでん平』が7月1日~10月10日まで、北海道から沖縄まで全国47都道府県を徒歩や公共交通機関を使って巡る全国落語行脚を行います。落語で全国を笑顔にするとともに、コミュニティの大切さを訴えていきます。
林家とんでん平は、1979(昭和54)年、小樽からリヤカーを引き38日間をかけて上京し、初代林家三平に入門。初代三平の最後の弟子となります。その後、東京から沖縄まで2,000kmのリヤカー落語行脚、更には本州一周4,000kmのリヤカー落語行脚を行いました。本州一周の際には聴覚障がい者との出会いから手話を覚え、手話落語も行いました。その後は地元小樽のラジオ局でパーソナリティを務める傍ら、全国行脚で出会った各地に出向き、落語や手話落語を披露、また手話落語にて笑点にも出演をしています。
地域FMで得た「地元の情報をきめ細かく伝える」経験から、東日本大震災や熊本地震で、災害時に必要な情報を発信するコミュニティの大切さを痛感し、今回はリヤカーをキャリーバッグに変えて、笑いを通じて地域の大切さを伝えるため、24年ぶりの全国行脚となります。
6月30日には小樽市内「A.LIVE」にて壮行落語会と出発セレモニーが行われました。
出身地である小樽からスタートしたいとの想いから7月1日(金)9時に小樽市役所前からたくさん方々の応援を背に受けながら出発しました。
森井市長を表敬訪問
47都道府県6,000kmを巡り、10月10日(月)に小樽に戻る予定です。
ちなみに、全国行脚中は「わらしべ長者」も行う予定です。
小樽からは「創造硝子工房 Stdio J-45」制作の小樽の海をモチーフにした『ひとすくい』を持って行きましたが、10月10日には何に変わっているのでしょうか?
全国行脚中は施設や学校、街のお祭りなど場所や時間を問わず、要請があれば落語を行い、全国におよそ200局以上ある地域FMなども訪問する予定です。
FMおたるでは随時、とんでん平師匠の動向を追いかけていきます!
師匠!無事に帰られることをお祈りしています!