30分限定ラジオ観光大使「上士幌町」1月28日放送
2018年1月26日
次の旅行のご予定はお決まりですか? 「30分限定ラジオ観光大使」パーソナリティの田邉邦昭です。
1月28日の放送は幻の橋に出会えるまち、上士幌町ぬかびら源泉郷をご紹介します。
帯広からバスでおよそ1時間40分。
糠平湖とその南西にある温泉地がぬかびら源泉郷です。
1925年から1987年にかけて、帯広から士幌,上士幌,糠平を通って十勝三股まで国鉄士幌線がありました。
※士幌以北は1926年から1939年に順次延伸開業
1953年から水力発電用にダム建設が始まり、1955年には一部路線のルートが変更され、1956年に糠平ダムが完成します。
このダム湖こそが糠平湖で、ルート変更される前の士幌線にはコンクリート橋「タウシュベツ川橋梁」がありました。
線路は撤去されましたが、この橋は撤去される事なく湖の底へと沈む事になりました。
しかし糠平湖は発電専用のダムの為、季節と発電によって水位が大きく変化し、厳冬期になると湖面が下降し、タウシュベツ川橋梁が顔を出し、雪融け前には湖の底さえ見えるようになります。
春になり、雪解け水が流れ込んでくると糠平湖は再び水位を上げ、タウシュベツ川橋梁は徐々に姿を隠してしまいます。
この事からタウシュベツ川橋梁は「幻の橋」と呼ばれるようになりました。
現在では絶景スポットとしてタウシュベツ川橋梁を見学に来る観光客が増えていますが、湖底に沈んでいる間の水圧や地震、厳冬期に湖が凍る事での膨張・収縮などでコンクリートの傷みが進み、昨年(2017年)には「来年(2018年)がいよいよアーチが繋がっているのを見られるラストチャンスかもしれない」と大々的に報道される事もありました。
冬場はそのタウシュベツ川橋梁を間近で見る事が出来る数少ないチャンス。
今回はタウシュベツ川橋梁の見学ツアーを手掛けるひがし大雪自然ガイドセンターの方にお話を伺ってきました。
タウシュベツ川橋梁見学の詳しい情報や、ぬかびら源泉郷の詳しい魅力は1月28日(日)の午後5時からの放送でお伝えします。
どうぞお楽しみに!!