30分限定ラジオ観光大使「3月中旬から営業 むかわ町穂別地球体験館」
2016年12月12日
次の旅行のご予定はお決まりですか?
「30分限定ラジオ観光大使」パーソナリティの田邉邦昭です。
12月11日のむかわ町の放送では冬のむかわ町旅行を前提に紹介しておりますので、来年3月中旬の営業開始まで休館中の穂別地区にある『穂別地球体験館』の具体的な紹介を割愛しております。
春以降に是非とも多くの方に訪れて頂きたいスポットですのでこちらで紹介致します。
穂別地球体験館は1989年に開催された横浜博覧会のパビリオン「MMCコーヒー地球体験館」を基にして1992年に移設されたもので、8つのゾーンに分かれた館内ではジオラマや音、温度、光や振動などでゾーンごとに異なった地球環境が再現されており、サイエンスガイドの方の話を聞きながら地球の歴史を楽しく学ぶ事が出来る施設です。
展示室内の所要時間は約30分で、案内開始の時間が決まっています。
サイエンスガイドの方に案内頂きながら、地球儀や月球儀などが並ぶエントランスゾーンから地球を体験する旅に出発です。
最初はアマゾンのような熱帯のゾーン。
実際にゾーン内の温度は高く、ジャングルが再現されています。
次のゾーンはホッピー(ホベツアラキリュウ)が生きていた太古の海のゾーン。
通路のすぐ下には水が張られ、命の源である海がどのような場所なのか、恐竜についてなどを楽しく学べます。
続いてはもっと暑い砂漠のゾーン。
スフィンクスやピラミッド建築を再現したジオラマや壁面の他、砂ではない砂漠についても学べます。
地響きと活発な大地の活動を再現したジオラマが目を引くマグマの海のゾーンでは生まれたばかりの地球がどのようにして冷え固まり、生命の誕生へとつながっていったのかを紐解きます。
暑いゾーンを後にすると、今度は極寒の氷河期のゾーンへ。
今から約2千年後のニューヨークを再現したジオラマは目を疑う光景。是非ご自身の目で確かめてみてください。
場所はいったん人工衛星からの視点へ。大気圏のゾーンへ進みます。
私たちの住む惑星、地球を様々な視点から観察します。
光がほとんど届かない海底のゾーン。
地震は何故起きるのか、地下では何が起きているのか、地球の過去の姿と海底を再現したジオラマを通して学びます。
最後は舞台を宇宙に移し、太陽系と地球についてを学び、帰還します。
サイエンスガイドの方の解説は主軸は決まったいますが台本はありません。
そのときどきのお客さんの世代や興味に合わせて話す内容を変えているそうで、ガイドさん毎の違いも楽しいポイントです。
また、解説内容には最新の研究情報が随時反映されるので横浜博覧会で「MMCコーヒー地球体験館」へ訪れた方は懐かしいだけでなく新鮮さも感じて頂けますよ。
開館時間:午前9時30分~午後4時30分
定休日:毎週月曜日,祝日の翌日(7月と8月は無休)
営業期間:3月中旬~11月末
問合わせ:0145-45-2341
オフィシャルホームページ:http://taikenkan.web.fc2.com/index.html