ガロ的な展示、ってナンダ?

2016年9月14日

市立小樽文学館では企画展
編集者・長井勝一没後20年『ガロ』と北海道のマンガ家たち展」が開催中です
期間:2016年9月3日(土)~10月23日(日)
1964年~2002年まで刊行されたマンガ雑誌『ガロ』
ほぼ全巻の表紙が飾られています
市立小樽文学館
実際に座りながら、横になりながら?
ガロを読むことが出来るスペースも
紙の質感、紙をめくるときの高揚感、ワクワクします!
また、たまにセリフが抜けている吹き出しなどがあり
これって印刷ミス?なんてページも。
今ではあまり考えられない、挑戦的で画期的な雑誌だったようです。
市立小樽文学館

本に文字で書かれて行儀よく収まっているものが文学では決してない
生きていく事、それ自体が面白い。
その人の行動や話したこと、全てが表現である
それを正に漫画という形で展開したのがガロという雑誌だったのでは

市立小樽文学館

雑然としたパワー雑多のものが持つパワー
それはどんな時代でもあるし、あるべきです。
整然と清潔なものだけが残るような文化ならば、無くなってもかまわないとさえ思います

9月15日のミュージアムカフェでは
文学館玉川館長に企画展のお話をたっぷりとお聞きします
お楽しみに!

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